ばするぅむ

何気に１年以上ぶりのコメントレスだったり。

＞＞私もジオキャッシングを楽しんでいます。初めてお宝を見つけた時のワクワクは忘れられないですよね。少しだけ気になっことがあったので書かせてもらいます。公式サイトにユ ーザー登録(無料)をしないと地図に表示されるお宝の位置が正確でないです。ユーザー登録するとGPS無しでも地図と勘で何とか楽しめると思います。また、見つけた場合、 公式サイトに「I found it!」と書き込みすると良いです。あと、お宝のトンボですが、これは「トラックバグ」と言われるもので、お宝とお宝を旅しているものです。トンボの裏にコードが記されて いると思います。そのコードで公式サイトが管理しています。本来の持ち主がいますので、近くのお宝へ入れてあげるのが良いです。詳しくは、http://gpsuser. sakura.ne.jp/ を参考にして下さい。ユーザー登録すると私にメールすることができます。さぁ、九州ジオキャッシャとして楽しみましょう!!

コメントありがとうございますー。
いわれてトンボを良くみてみたら、確かにシリアルナンバーらしきものが！
初ゲットの記念に取っておこうと思いましたが、次のキャッシュに入れてあげたほうがよさそうですね。
質問で申し訳ないのですが、このシリアルをどこかに打ち込んでトンボの足跡を登録しないといけなかったりするのでしょうか？
一応公式サイトには登録はしてあって、ダイナミックマップとかで地図を見たりしたのですが、
「見つけた！」と書き込みする方法が良くわからなく・・・orz
なにはともあれ、今度は友人と一緒にやってみたいと思います。
見つけたときの興奮を共有するのもまた楽しいだろうなぁ。

高町ぐずりさんの月刊 loliloopにあった『ジオキャッシング』の特集を見て、
思わず自分もやってみたいと思い、
こないだの休みに（月曜日）さっそく挑戦してみました。
そのレポートです。

ジオキャッシングというのは、簡単に言えばいわゆる
リアル宝探しとでもいうのが伝わりやすいでしょうか。

宝探しなので、当然探す人だけでなく隠す人もいます。

隠す人は、街の中（自然の中だったりすることもある）に
宝（以下キャッシュと呼びます）を隠します。
隠したら、今度はネット上にそのGPS情報を投稿します。

探す人は、そのGPS情報を元に隠されたキャッシュを
探し出す、といったゲームになります。

今回自分はGPSの機械を持っていなかったのですが、
大体この辺というかなり詳細な地図も載っていたため、
それを元に探し出します。

もともとGPS自体、誤差が50m程あったりするものなので、
問題ないのです。

説明はこれくらいにして、さっそくレポートへと参りましょう。

時刻は午前１１時。
ちょっと横になったら二度寝したなんてことはありません。（何
青い空が絶好の宝探し日和でいい感じです！

今回探すキャッシュの名前は『Kagoshima-Chuo Station』
鹿児島中央駅周辺ということが予想できます。
詳細地図も、その場所を指していました。

ということで、さっそく市電に乗って鹿児島中央駅へ！

途中、乗換えがあります。
この乗り換え、慣れた地元民にはたいしたことはないのですが、
観光客にはとんでもなく紛らわしいものになっています。
乗り換えに使われる駅は『高見馬場駅』というのですが、
なんとこの高見馬場駅、同じ名前の駅が２つあります！
加えて、その２つの駅は別々の場所にあるにもかかわらず、
まったく同じ駅として扱われているのです。

結局のところ、市電は２系統ありまして。
その分岐店がここ高見馬場駅なわけですが、
１系統の電車用の高見馬場駅と、
２系統の電車用の高見馬場駅があってしまうのです。

超メンドクセー！

乗り換え近くに噴水があったのでパチリ。

電車が来たので乗り込みます。

そして鹿児島中央駅に到着です。
ここから自分の宝探しが始まるんだと思うと、
もうワクワクが止まりません。
うまく見つかるといいなー。

詳細地図が示していた場所はこの階段です。
当然誤差もあるので、この周辺を探すということになります。

さて、このジオキャッシング。
いくらGPS情報で大体の場所がわかるとはいえ、
50m程の誤差がある中で探すとなると、
とてつもない労力になってきますし、
無理に近いものもあります。

ということで、たいていの場合はヒントというものが設定されているのです。
今回のキャッシュに与えられたヒントは『red』
この周辺から、赤いものを目印に探していくことになります。

早速赤いもの発見です。
きっとこのポールのどれかに、うまーく隠してあるのだろうなぁと予測をつけます。

１本１本、じっくり根元から手の届きそうなところまで
舐めまわすように観察していきます。
しかし、そう簡単に見つかるわけもありません。

そして、１０数本のポールを眺めていったところ……

見つかりませんでした！

なんでだろう、このポールじゃないのか？
などといろいろと思考をめぐらせます。
辺りを見渡しながら、他に赤いものがないかを調べていたところ……

赤いものがありました！階段の下に、郵便ポストが置いてあったのです！

これだ！間違いない！と思い、急いで駆け寄ります。
ポストを四方からくまなく探してみたのですが……

ない！

もうホントに意味がわかりません。
どういうことなんだと再度頭をひねらせます。

するとポストの足元に、不自然に木の板が敷かれていました。
これだ！これの下に隙間があって、そこに隠してあるに違いない！

そう思い板をどかしてみました。

少し湿った石畳があるだけでした。

ここまで見つからないと、さすがに少し焦ってきます。

ジオキャッシングにおける、隠し場所のルールとして、
危険でないこと・他人の迷惑にならないこと・
私有地でないこと・入場料が必要なところには置かないこと
というのがあるのですが、そういったところも可能性に入れて
探してみました。
しかし当然ありません。

ということで、再度ポールを一つずつ見ていきます。
見落としている可能性もある、と思ったからです。

ずっと見ていくのですが・・・やはりありません。

ふーむ・・・と思い、思考は再びポストへ。
そして、そこでひらめいたのです！

ポストって、手紙を貯めておく真四角の本体と、
それを支える細い柱で出来ていますよね？
ということは、四角い本体の真下、
人間の目線からは確実に死角になる、
本体の真下。裏側。柱の横。
そこにあるのではないか、と！

再びポストのそばへ近寄ります。
そしてそのまま、ポストの下を覗き込みます。

周りから見れば、きっと妙なことをしているように見えたのでしょうが、
そんなことお構いありません。
そうして覗き込んでみたところ……

ありましたーーっ！

ポストの裏側に、マグネットで貼り付けられた形で名詞ケースが出てきました！

ケースにはジオキャッシングの文字。
間違いありません！

開封してみると……

見事にお宝ゲットです！

見つけた瞬間の快感があまりにも気持ちよく。
駅前はごくごく日常の姿をしている中で、
自分一人だけがこの非日常の出来事に興奮していました。

さっそくその興奮をログブックに書き込みます。
代わりとなるお宝を入れて、このトンボさんを無事にいただきました！

今回このジオキャッシングをしてすごいなぁと思ったことは、
日常何気なく使っていてみんな知らない場所に、
こんなものが隠れていたりするんだなぁと言う感動です。
ちょっと視点を変えれば～みたいなことをよく言いますが、
それに近いものなのかもしれません。

だって、毎日通勤通学で利用してる何万人の人が通る中で、
こんなものがひっそりと隠れていて、その存在を知っている人はほとんどいないわけですよ。
それが本当にすごいなぁ・・・と思わされました。

本当に楽しい休日になりました。
残念なことに、鹿児島県にはキャッシュは１６個しかなく、
そのうち今車を持っていない自分がいけそうな場所は
今回の所を含めて３箇所しかないようです。
残り２箇所、一人で回るか、元バイト先の後輩を連れまわすか、
ちょっと悩んでいるところです。

ジオキャッシング、はまりそうですｗ